● ストレスは応力

ふ～ん。ストレスって自分の性格の問題だったの…。だから、自分自身を知ることが大切なのね。

「ストレス」とは外部からのプレッシャーのことではなく、そのプレッシャーを押し返そうとする力（応力）のことです。
決してプレッシャーの大きさがストレスを表すものではありません。プレッシャーを押し返そうとするストレスの力が体にダメージを与えるのです。つまり、プレッシャー（外的要因）が問題ではなく、それをどうとらえるか“自分の性格”が問題なのです。

● 良いストレス・悪いストレス

そして、ストレスというと、悪いイメージを持つ人が多いと思いますが、実は、受け入れることでやる気に繋がる「良いストレス」と、反発して闘おうとした結果、ダメージとして体に現れる「悪いストレス」があります。プレッシャーに対する過度な応力が悪いストレスとなります。これらは「過多(カタ)ストレス」と呼ばれます。

● 病気とストレスの関係・病気になるメカニズム

小さなプレッシャーでも過多になれば体に大きなダメージを与えます。
ストレスに対しては戦うか逃げるかしかありません。あなたの性格によって、逃げられない多くのストレスが過多ストレスとなり病気を誘発するのです。