ストレス解消に甘いスイーツは逆効果!?

仕事や勉強、人付き合い、家族のこと、身体の不安、お金のこと‥‥。ココロもカラダもストレスを感じたら、やっぱり甘いものでストレス発散! という人も多いのではないでしょうか? ところが、その対処方法は逆効果になることもあるので注意が必要です。

■実はストレス解消には「ビタミンC」
2013-10-08_100347 ストレス軽減のために摂っていた“甘いお菓子”が、実は身体にとってストレス解消になっていないということをご存知でしょうか? それどころか、糖質の摂りすぎなどで、逆に身体にストレスを与えていたのです。

ストレスに甘いものを求める私たちですが、実は身体が欲しているのは糖質ではなく「ビタミンC」(アスコルビン酸)なのです。遠い昔、お菓子を食べる習慣などなかった時代、ビタミンCが豊富で効率よく補給できる食物として果物を食べていたと言われています。いわゆる“水菓子”です。
当時、甘いものといったら果物くらいしかなかったわけですが、その情報は私たちのDNAにもしっかり刻みこまれています。しかし、お菓子を作って食べる文化へと移行する中で、ストレスにビタミンCを求めていたはずが、いつの間にか『ストレスには甘いもの』にすり替わってしまっていたのです。

■ストレス対策スイーツが、ストレスに弱いカラダを作る
ストレスを感じると、体内ではストレスに対抗するためにコルチゾールというホルモンが分泌、消費されます。そして、コルチゾールを作る際に体内で大量に消費されるのがビタミンC。
ちなみに、体内でビタミンC(アスコルビン酸)を合成できないのは、人間を含むサル目の一部やモルモットなどだけです。

仕事や人間関係などによる社会的ストレスだけでなく、自然環境によるストレス、食品添加物や人工甘味料などの不自然な食品によるストレスなど、常にストレスに晒されている現代人ですが、十分な量のビタミンCを摂れている人はほとんどいません。
また、ストレス対策として摂っている甘いものが、コルチゾールを生成する副腎という臓器の機能を低下させるため、よりストレスに弱い身体ができてしまいます。つまり、甘いものが好きな人ほどビタミンCが必要なのです。

■ジュースやお菓子に頼らずビタミンCを摂るには
身近なところでビタミンCというと、「レモン何個分!」や「1000mg配合!」と謳っている類の健康ドリンクや食品が思い浮かびます。しかしそれらの正体は、多くの場合、砂糖や液糖、人工甘味料などの塊。ストレス対策どころか、逆にストレスを与えてしまう不健康なものばかりです。
また、これらの商品に含まれているものの多くは合成されたビタミンCです。合成ビタミンCは、抽出時に糖分、石油化学物質、着色料、香料などを混ぜて生成されており、体内で活性酸素を作り出す原因にもなります。安価なサプリメントやビタミン剤などに使われているものの多くがこの合成型のビタミンCなのです。

食品から摂るのであれば、季節のフルーツがオススメです。柑橘類はもちろん、夏はトロピカルフルーツ、秋冬は柿やいちごといったような季節のフルーツを摂りましょう。野菜であれば、赤ピーマンや青菜類も、ビタミンCの良い摂取源になります。

ビタミンCは加熱や酸素接触に伴って消失してしまいますので、シロップ漬けやドライフルーツ、茹でた野菜、ミキサーなどでの加工や加熱をしたものではほとんど摂れません。酸素と接する加熱過程が必要な果汁100%の加熱型濃縮還元ジュースのビタミンCの大半は壊れてしまうことになります(現在は超音波による果汁濃縮が主流)。果物は、出来るだけ加工せずに食べるのがポイントです。

食事から摂るのが難しければ、サプリメントを利用します。これも、合成ビタミンCではなく、天然のビタミンCであることが重要です。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA ビタミンCは、ストレスだけでなく、美肌効果抗酸化作用免疫活性コラーゲンの生成抗アレルギー効果精神状態の改善など、様々な働きがあり、エイジングケアにも欠かせないビタミンです。是非、積極的に取り入れてみて下さい。

また、どうしても甘いものを摂らないとホッと一息つけず、逆にストレスが溜まってしまうという人には、十分に甘いのに糖質ゼロ、しかもアミノ酸だから安心・安全の『甘みストレスフリー』(製造販売:和漢生薬研究所)をお薦めします。

(131003_女子SPA!より)

 

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