「自己覚醒」すると疲労が減る!
「アラームが鳴る5秒前に目が覚めた!」なんて摩訶不思議な体験をしたことはありませんか? たまに、ドンピシャな時間に自然に目覚めても、「奇跡がおきた!」と片づけがち。でもそれって奇跡なんかじゃないんです。
目覚めを自由自在にコントロールするなんて夢みたいな話ですが、思いどおりの目覚めに効くワザがあって、しかも続ければ成功率もUP。朝が弱い女の子にもオススメです。
では、どうやって思いどおりの時刻に目覚めるのでしょう?
寝る前に、「明日は〇時に起きよう」と強く思う(念じる)だけ! これだけで、まさに思いどおりなんです。
人はどうやら眠っている間も時間を判断しているようで、入眠時に「起きたい時刻を思う」ことでスイッチが入り、カラダは起きたい時刻の1時間前から、起きるためのホルモンを出して目覚めの準備をはじめる・・・・そんな仕組みだそう。
このように、自分で決めた時刻に自力で目覚めることを「自己覚醒」といいます。海外の報告では、毎朝自己覚醒している人は50%にものぼるそうです。
目覚めスッキリ&日中も疲れにくい
自己覚醒できず、アラームに無理矢理叩き起こされると、心臓がバクバクしたり体が重くて起き上がれなかったりします。それに対し、自己覚醒だと、寝ている間にカラダはすでに目覚めの準備をはじめていてくれるから、起きたときのスタートダッシュが違います!
さらに、広島大学の池田氏らの実験によると、自己覚醒できた日は日中の疲労も減るとのこと。
実験では、これまで自己覚醒の習慣がなかった人も、普段どおり規則正しい睡眠生活を送った上で、「寝る前に起きたい時刻を念じる!」 これを7日間続けただけも成功率がUPしたそうです。
思うだけのカンタン習慣! 軽い気持ちで試してみましょう!
(2014.03.12マイナビニュースより)