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腰痛の意外な原因!

腰痛は<特異的腰痛>と<非特異的腰痛>に分けられます。

img02 特異的腰痛とは、脊柱管狭窄症椎間板ヘルニア(椎間板障害)など、医師の診察や画像検査をすれば、痛みの原因が特定できるものです。
しかし、それは腰痛患者のわずか15%にしかすぎず、それ以外の画像検査までしても原因が分からない非特異的腰痛は85%にものぼるとのことです。

いつまでも治らない慢性的な腰痛は、「脳」がその痛みを増幅していると考えられます。
原因不明の腰痛で悩んできた人の脳のデータを見てみると、物事を発展的に考える「前頭前野」の機能が著しく低下し、関節や筋肉などの痛みを認識する「体性感覚野」や「小脳」にあたる部分が過剰に活動しています。
これは自分で対応できなくなった過剰なストレスが原因です。仕事が忙しすぎたり人間関係のストレスなどが自分で対応できないほどになったりすると「前頭前野」の機能が低下し、逆に体性感覚野や小脳の働きが活発になってきます。するとかつて腰痛だった時の痛みを脳が自然と思い出すようになり、腰をさするなどの行動をしているうちに、それが本当の痛みに変わると言われています。
この脳の痛みをとるには、「心から楽しい」と思えることをするのが一番いつも腰が痛いと思っていたり、何とか腰痛を治そうと考えすぎるのは逆効果になります。思い悩むあまり、じっと安静にして全く動かないでいることなどは、<非特異的腰痛>にはかえって悪いとも言われています。
※2013.10.27 「ゲンキの時間」(TBS)より
(解説:武蔵野赤十字病院 山崎隆志先生、昭和伊南総合病院 本田哲三先生)

大好きな趣味を楽しんでいると、腰痛のことを忘れ、症状も改善している例が多いそうです。しかし、趣味がないという人や、仕事や悩むことが趣味なのではないかという人はどうしたらいいでしょうか? そうです! そんな人こそ、セロトニン産生促進に影響するリラックスハーブ「ラフマ」を試してみるべきなのです。

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たった6分でストレス解消、読書の驚くべき効果

2013-10-22_090542スポーツの秋、行楽の秋、味覚の秋、そして読書の秋と、何をするにも涼しく過ごしやすい季節が到来しました。特に物事を始めるには、秋が向いていると言われているように読書欲が高まるのもこのシーズンです。読書は、知識を増やす、興味関心対象を広げる、集中力を高めるなどの他に、実はストレス解消など多くの効果があることが分かっています。

【効果1】 リラックス効果 : 読書が最もストレス解消効果がある!

イギリスのサセックス大学で行われた調査で、読書はストレス解消に最も効果的であることが分かったそうです。心拍数などを計測してストレス解消効果を測ったところ、読書は68%、音楽試聴は61%、コーヒータイムは54%、散歩は42%、テレビゲームは21%のストレス解消効果が現れました。集中できる環境で読書をすると、わずか6分間で60%以上のストレス解消効果を現れることも同時に分かりました。本に没頭することでリラックス状態になり、抱いている悩みからしばし開放されるため、ストレス解消につながるそうです!

【効果2】 脳の活性化 : テレビ・ゲームでは脳は活性化しない

神経科学者であるオックスフォード大マグダレン校のジョン・スタイン氏によると「読書は大脳のトレーニングになる」そうです。実際に読書中の脳の様子をMRIでスキャンしたところ、脳の動きが活性化し、新たな神経回路が構築されたそうです。つまり、読書の世界に没頭している時の脳は実際にストーリーの背景や状況を想像して、まさに今その状況を体験しているかのうような状態になっているのです。一方でゲームやテレビなどではこのような現象が起こらないため、読書が脳に良い効果をもたらすことが分かります。

【効果3】 孤独を感じにくくなる : 良書から新しい活力を得る

英語の古い格言で「You’re never alone with a book」という言葉があります。「本があれば決して孤独にはならない」という意味です。読書をしていてあっという間に時間が過ぎてしまったという経験は誰でもあるのではないでしょうか。読書をすることで主人公の行動に勇気を貰い、日常生活の活力につながることがあります。そういう意味でも、読書に没頭することで日々の煩わしい出来事を忘れさせ、さらに悶々と悩んでいたことの解決の糸口を見出して、途端にエネルギーが湧いてくるなど、精神面でもプラスの効果があります。

【効果4】 アルツハイマー予防効果 : 「ベータアミロイド」の形成を抑制

カリフォルニア大学バークレー校の研究チームが、子どもの頃から読書をする習慣があると、アルツハイマー病の原因とされている物質「ベータアミロイド」の形成を抑制することができるという研究結果を発表しました。認知症の症状が出ていない60才以上の方を対象に脳を調べたところ、子どもの頃から読書や将棋を嗜むなど大脳を刺激する習慣を持っていた人は脳内のベータアミロイドが非常に少なかったそうです。この結果から、読書で大脳を刺激することでアルツハイマーを予防できる可能性があることが分かります。

【効果5】 人間力の向上 : コミュニケーション力・思考力・論理力が身につく

読書をすることで、読み手が登場人物の気持ちを考えることで、他者理解・多様な価値観を享受することができます。相手の感情を推し量ることができるようになりコミュニケーション力がアップする、物語の展開を予想・分析することで思考力・論理力を鍛えることができるなどの効果が得られるという研究結果もあるそうです。多様性が求められる現代社会だからこそ、読書を通じてまさに人間力を向上させることができるのではないしょうか。

■ストレス解消や人間力向上など、生きるためのヒントや効果がたくさんある読書。ぜひ、この「読書の秋」シーズンに始めてみてはいかがでしょうか。

参照:peachy(http://girls.livedoor.com/)

ストレス解消に甘いスイーツは逆効果!?

仕事や勉強、人付き合い、家族のこと、身体の不安、お金のこと‥‥。ココロもカラダもストレスを感じたら、やっぱり甘いものでストレス発散! という人も多いのではないでしょうか? ところが、その対処方法は逆効果になることもあるので注意が必要です。

■実はストレス解消には「ビタミンC」
2013-10-08_100347 ストレス軽減のために摂っていた“甘いお菓子”が、実は身体にとってストレス解消になっていないということをご存知でしょうか? それどころか、糖質の摂りすぎなどで、逆に身体にストレスを与えていたのです。

ストレスに甘いものを求める私たちですが、実は身体が欲しているのは糖質ではなく「ビタミンC」(アスコルビン酸)なのです。遠い昔、お菓子を食べる習慣などなかった時代、ビタミンCが豊富で効率よく補給できる食物として果物を食べていたと言われています。いわゆる“水菓子”です。
当時、甘いものといったら果物くらいしかなかったわけですが、その情報は私たちのDNAにもしっかり刻みこまれています。しかし、お菓子を作って食べる文化へと移行する中で、ストレスにビタミンCを求めていたはずが、いつの間にか『ストレスには甘いもの』にすり替わってしまっていたのです。

■ストレス対策スイーツが、ストレスに弱いカラダを作る
ストレスを感じると、体内ではストレスに対抗するためにコルチゾールというホルモンが分泌、消費されます。そして、コルチゾールを作る際に体内で大量に消費されるのがビタミンC。
ちなみに、体内でビタミンC(アスコルビン酸)を合成できないのは、人間を含むサル目の一部やモルモットなどだけです。

仕事や人間関係などによる社会的ストレスだけでなく、自然環境によるストレス、食品添加物や人工甘味料などの不自然な食品によるストレスなど、常にストレスに晒されている現代人ですが、十分な量のビタミンCを摂れている人はほとんどいません。
また、ストレス対策として摂っている甘いものが、コルチゾールを生成する副腎という臓器の機能を低下させるため、よりストレスに弱い身体ができてしまいます。つまり、甘いものが好きな人ほどビタミンCが必要なのです。

■ジュースやお菓子に頼らずビタミンCを摂るには
身近なところでビタミンCというと、「レモン何個分!」や「1000mg配合!」と謳っている類の健康ドリンクや食品が思い浮かびます。しかしそれらの正体は、多くの場合、砂糖や液糖、人工甘味料などの塊。ストレス対策どころか、逆にストレスを与えてしまう不健康なものばかりです。
また、これらの商品に含まれているものの多くは合成されたビタミンCです。合成ビタミンCは、抽出時に糖分、石油化学物質、着色料、香料などを混ぜて生成されており、体内で活性酸素を作り出す原因にもなります。安価なサプリメントやビタミン剤などに使われているものの多くがこの合成型のビタミンCなのです。

食品から摂るのであれば、季節のフルーツがオススメです。柑橘類はもちろん、夏はトロピカルフルーツ、秋冬は柿やいちごといったような季節のフルーツを摂りましょう。野菜であれば、赤ピーマンや青菜類も、ビタミンCの良い摂取源になります。

ビタミンCは加熱や酸素接触に伴って消失してしまいますので、シロップ漬けやドライフルーツ、茹でた野菜、ミキサーなどでの加工や加熱をしたものではほとんど摂れません。酸素と接する加熱過程が必要な果汁100%の加熱型濃縮還元ジュースのビタミンCの大半は壊れてしまうことになります(現在は超音波による果汁濃縮が主流)。果物は、出来るだけ加工せずに食べるのがポイントです。

食事から摂るのが難しければ、サプリメントを利用します。これも、合成ビタミンCではなく、天然のビタミンCであることが重要です。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA ビタミンCは、ストレスだけでなく、美肌効果抗酸化作用免疫活性コラーゲンの生成抗アレルギー効果精神状態の改善など、様々な働きがあり、エイジングケアにも欠かせないビタミンです。是非、積極的に取り入れてみて下さい。

また、どうしても甘いものを摂らないとホッと一息つけず、逆にストレスが溜まってしまうという人には、十分に甘いのに糖質ゼロ、しかもアミノ酸だから安心・安全の『甘みストレスフリー』(製造販売:和漢生薬研究所)をお薦めします。

(131003_女子SPA!より)

 

うつ病に似ているその症状は「副腎疲労症候群」かも

2012-12-13_102518 体調がすぐれない状態が続き、病院に行くと、風邪やうつ病と診断されてしまい、出された薬を飲んでも全く治らない場合があります。

それは、現代人の多くが発症しているにも関わらず、日本のほとんどの病院で検査も治療もできない病気かもしれません。その病気が「副腎疲労症候群」です。
この病気は、ストレスが原因で副腎が疲れ果ててしまうもので、その副腎を治さない限り、いつまでたっても不調は治まらず、症状が悪化してしまいます。

■副腎疲労症候群とは?

 ストレスにさらされると、副腎から抗ストレスホルモンが分泌され、ストレスから心身を守るようにできています。しかし、長期的なストレスが続くことで分泌が過剰になり、免疫力が低下してしまいます。つまり、ストレスで副腎がダメージを受け過ぎて、心身に様々な症状が表れるのです。

■副腎疲労症候群の主な4症状 

症状はうつ病に似ています。朝起きられない、行動するのに時間がかかるようになった、午前中に仕事に集中できない、何をしても楽しくない、すぐにパニックになるなど、色々な症状が表れます。“極度の疲労感”や“精神的な落ち込み”が特徴です。以下は、副腎疲労症候群の疑いがある主な4つの症状です。
慢性疲労が続く
十分な睡眠時間をとっても、起きた後に頭がボーっとして疲れがとれない、眠りが浅い、または夕食後に気分がハイになるなどの症状があります。
脳に霧がかっている
脳の働きが明瞭ではなく、霧がかかったような状態になります。例えば、朝ご飯に何を食べたのか思いだせなくなるなど、記憶力が低下し基本的なことも忘れ始めます。
性欲が減退する
性欲の減退が顕著になります。刺激や興奮といった一次的欲求は生命維持や種の保存に不可欠なものです。
アルコール不耐性
少量のアルコールを摂取しただけで疲れてしまったり、むくんだり、頭痛になったりします。重い症状では、1杯のワインを飲んだだけで、話すのが困難な状態になり、二日酔いになることもあります。

■副腎疲労症候群の治療方法とは

 実は、国内には副腎疲労症候群を治療できる病院がほとんどありません。
しかし、生活を見直してストレスをためないことで改善されたという報告が多数あります。以下の3つの方法を実践して副腎疲労症候群から脱出しましょう!
(1)カフェインと糖分を摂らない
副腎への負担を軽減させ、ホルモン量を通常に保つために、カフェインと糖分は摂らないようにしましょう。
(2)塩分は摂取し、カリウムは控える
副腎は体液の電解質のバランスを調節している器官です。塩辛いものを食べたい時は積極的に摂取しましょう。逆に、塩分の排出を促すカリウムを含む食材は避けましょう。
(3)栄養素を摂取する
副腎の回復に必要な栄養素は、マグネシウム、ビタミンC、ビタミンB5です。

副腎疲労症候群は、いまアメリカで話題になっている病気です。日本でも徐々に症状を訴える人は増えてきました。
一度、自分の生活習慣を見直して見ることが大切です。

(参考:http://www.mindbodygreen.com/)

睡眠不足による疲労は「ほろ酔い」と同レベルの状態!

Didn’t Get Enough Sleep? You Might As Well Be Drunk – Forbes
http://www.forbes.com/sites/kellyclay/2013/09/04/didnt-get-enough-sleep-you-might-as-well-be-drunk/

2013-09-24_093027

カナダ・バンクーバーに拠点を持つFatigue Science社は、「疲労の科学」という社名が表すとおり、疲労度の測定とマネジメントテクノロジーを活用し、リスクの削減とパフォーマンスの向上をはかることを目的に設立された企業です。

同社が開発した「Readiband」と呼ばれる腕時計型の分析機器を用いた研究の結果、疲労や睡眠不足の状態にある人は反応速度に40%の低下がみられ、これは血中アルコール濃度が0.08%の弱度酩酊、つまり「ほろ酔い」と同じ数値であるということがわかったということです。

中国でストレス解消のイベント!

中国・湖南省長沙の世界之窓では1日、「ストレス解消祭」が行われ、多くの市民が会場でオフィスの4e8ce2bc8729498ebe6aa974f2179100打ち壊し、枕投げ合戦、大声で叫ぶ等のストレス解消のイベントに参加した。主催者側によると、普段の仕事や勉強で市民は大きなストレスを感じているが、解消する手立てを持たないという。同園では楽しさとストレス解消を結びつけ、市民が心身ともにリラックスできるようにしている。写真は「大きなハンマー」で「鴨梨」(「ヤーリー」。中国語のストレスを表す「圧力」と同じ発音)を叩く人たち。新華網が伝えた。377a02765e774f98b6b2389fc358ebdd

「人民網日本語版」(2013-09-04)より

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「ネット断食」で休日穏やか…疲れ、ストレス軽減に

広がるSNS疲れ 電源切り読書や散歩

(2013年8月17日 読売新聞)

 一定の間、インターネット環境から遠ざかる「ネット断食」が注目されている。

スマートフォン(スマホ)やソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の普及につれ、ネットに接続しないと落ち着かない「ネット依存」が問題となり、意識的にネットと距離を置く時間を作ることが重要視され始めた。

東京都の会社員男性(45)は昨年11月に休暇を取り、5泊6日で伊勢志摩方面を旅した。旅行中はネットと一切つながらず、スマホの電源も切ったまま。空いた時間は愛読書を読み直すなどに使った。

仕事中はパソコンでメール、プライベートもスマホでSNSと、公私ともにネット漬けの毎日。「ネットから離れられず、息の抜けない生活に疲れを感じた」という。「旅行では、ここ数年経験したことのない、のんびりした時間を過ごせた」と満足そうだ。

こうしたネット断食は米国などで数年前から広がり始め、最近日本にも波及してきた。体内の有害物質を排出する「デトックス」にちなみ、「デジタル・デトックス」とも呼ばれる。

ネット関連会社、アライドアーキテクツ(東京)の高梨浩司さん(32)も、昨年から、週末はほぼネット断食状態。後輩社員とよく首都圏の海に出かける。7月下旬には神奈川県横須賀市の無人島で、サーフボードに立ってオールをこいで進む「スタンドアップパドルボード」を楽しんだ。

仕事柄、平日はネットから離れづらい。「その分、休日は自然の中で過ごすようにしています」。異なる環境に身を置くことで新しいアイデアが思い浮かぶなど、仕事にも好影響を与えているという。

子育てを機に、ネット断食を始める人も。同県鎌倉市の会社員、大久保柳華りゅうかさん(29)は、長男の育児休業から復職した昨年以降、休日はパソコンを開かない。長男と近所を散歩する時はスマホを持っていかないことも。「子どもとスキンシップが多くとれ、良い気分転換になっています」

ネット断食が叫ばれる背景には、SNSの普及がある。SNSは交流を広げやすい反面、時間を問わず他人との接触が続く。互いの顔が見えないための気疲れもあり、ストレスがたまりがちになる。

調査会社のネオマーケティング(東京)が昨年行った調査では、20代の約4割、30代の約3割が「SNSを休む時間が欲しい」と思っており、若い世代を中心に「SNS疲れ」が広がりつつある。

疲れやストレスの軽減には、ネットと離れる時間を作ることが大事なようだ。

週末1日だけでも

ネット断食はどうすればよいか。「銀座泰明クリニック」(東京)を開業する精神科医の茅野分ちのぶんさんは、「短時間だと効果は期待できない。少なくとも丸1日はネットから離れて」とアドバイスする。

例えば、金曜晩に帰宅後、月曜朝に出社するまで断食する。難しければ1日だけでもよい。「夏休みなどまとまった休みを活用するのも効果的」と茅野さん。期間中は、自然豊かな場所やリゾート地などで過ごすとリフレッシュでき、ネットにつながらない不安を感じにくいという。

断食中は、友人や職場の同僚からメールが来ることも。事前にネットから離れることを伝え、緊急時以外は連絡を控えるよう頼んでおこう。

 

疲労度を12段階で分析

疲労科学研、疲労度を12段階で分析 心電図・脈を測定
2013/8/18 日経新聞

疲労科学研究所(大阪市、倉恒邦比古社長)は大阪市立大学や村田製作所と共同で、疲労やストレスの度合いが簡単に分かる測定装置を開発した。両手の人さし指を150秒間、センサーに当てて心電図と脈波を測定。自律神経が正常に働いているかなどを分析して疲労度を12段階で示す。生活習慣の改善に役立ててもらう。

 日立システムズを通じて9月から売り出す。診断結果はクラウド技術を活用してサーバーに蓄積。継続して利用すれば疲労度の変化も詳しく分析できる。測定装置には村田製の生体センサーを採用。疲労度の診断アルゴリズムは大阪市大の専門医の協力を得た。

まずは病院や保健所、企業の健康相談施設など150施設への導入をめざす。利用料は月10万円。1カ月で500人が1回ずつ使った場合、1回あたりの単価は200円となる。

ストレスや不安は脳内の「苦痛分子」が原因!?

ストレスや不安は脳内の「苦痛分子」が原因!?

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人の感じる全てのストレスや不安の原因になっていると思われる物質が脳内に発見され、現在話題になっています。
発見したのはイギリスのハートフォードシャーにある製薬会社Heptares社の研究チーム。世界で最も強力なX線機器を使って脳の下垂体を詳査することで、CRF1と呼ばれるたんぱく質を発見しました。

この「苦痛分子・CRF1」が、私たちのストレスや不安、さらに「うつ」を引き起こしているとのこと。

今までも、下垂体がこうした感情を司っていることは分かっていましたが、脳内物質の特定に成功したのは今回が初めて。CRF1は、下垂体の外側の皮膜に存在していました。

研究チームを率いるフィオナ・マーシャル氏は、「うつや不安症を抱えている人は多いですが、その原因の4分の1はストレスと関係しています。しかし、それがCRF1のような脳内物質の影響を受けていることはあまり知られていません」といいます。

チームは現在、CRF1の構造を詳査中。すでに医薬品が有効に作用しそうな “裂け目”を発見したそうです。今後の研究で、CRF1が引き起こすストレスや不安をブロックできる新薬が開発される見込み。

また同社は、今回の研究手法を、現代人に多い2型糖尿病(遺伝的背景に加え生活習慣が主な要因とされる糖尿病)の患者に有効な新薬開発にも応用したい考えを示しています。。成功すれば、注射ではなく服用するタイプの薬ができると期待されています。

(2013.08.10 Dailymail.co.uk)