疲れに効く「イミダペプチド」だが

「イミダペプチド」1日200mgで驚異の実験結果

2013-07-24_144217鳥の胸肉に多く含まれる物質「イミダペプチド」が、疲れに効く。その事実を解明したのが、疲労研究の第一人者、大阪市立大学大学院医学研究科疲労医学講座の梶本修身特任教授。テレビの健康番組をはじめ多くのメディアが注目する、科学が実証した抗疲労効果に迫る。

渡り鳥はなぜ何千キロも休みなく飛び続けることができるのか--。疲れに科学のメスを入れる糸口はそこにあった。

渡り鳥の抗疲労メカニズムの研究をしていく中でわかったのが、羽の付け根、翼を動かす胸肉にイミダペプチドという成分が豊富にあること。梶本教授はそのイミダペプチドに着目、抗疲労効果を検証する実験に取り組んだ。

日常的に疲労を自覚している207人を3グループに分け、イミダペプチド400mgを含んだドリンク、200mg入りのドリンク、そしてまったく含まないドリンクをそれぞれ8週間、毎日服用。その結果、疲労度を数値で測定すると、イミダペプチドを摂取して2週間後には明らかに疲労感が軽減され、200mgよりも400mgのほうに、よりその傾向が顕著に現れた。

また、被験者をイミダペプチド入りのものとそうでないものを飲む2グループに分け、毎日服用した4週間後に自転車こぎを実施。3時間半後にはどちらもペダルの回転数が落ちたが、イミダペプチド未摂取のグループがそのまま回復することはなかったのに対して、摂取したグループは徐々に回復して、4時間半経過後には、何と回転数がこぎ始めの数値にまで戻った。

実験結果は2008年の日本疲労学会で発表、一躍注目を集め、翌年にはイミダペプチドを含んだドリンクが商品化された。

だが、梶本教授は「イミダペプチドが疲労回復効果を発揮するためには、1日に200mgが必要。それを下回る含有量のドリンクでは効果は期待できません」と警鐘を鳴らす。ドリンクを選ぶ際には、イミダペプチド200mg含有を証明する「確証マーク」のチェックを忘れてはいけない。(2013.07.23 SANKEI DIGITALより)

・・・・とはいうものの、イミダペプチドの食品別含有量を見ると、

・鶏胸肉 100gあたり 1223mg
・豚ロース100gあたり  928mg
・豚モモ 100gあたり  833mg
・カツオ 100gあたり   811mg
・鶏モモ 100gあたり  467mg
・牛モモ 100gあたり  265mg

と、肉類にはかなり豊富に含まれています。通常の食事を摂っていれば1日200mgは簡単に摂れるので、わざわざドリンクやサプリで摂る必要はないと思います。「食事で摂れるものは美味しく食べて摂る」・・・それが基本です。イミダペプチドを豊富に摂るよりも、それをエネルギーに変えるための着火剤「コエンザイムQ10」の補給のほうがよっぽど疲労回復には大切です。

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