ストレス多い韓国社会 高血圧増加・高い喫煙率

2013-11-05_083500 韓国の30歳以上成人の4人に1人は高血圧、10人に1人は糖尿を患っていることが4日、分かりました。30代男性と20代女性は強いストレスを受けており、頻繁に喫煙・飲酒するなど健康管理が不十分だった。疾病管理本部が全国3840世帯を対象に行った「2012年国民健康栄養調査」の結果を発表しました。

調査結果によると、成人男性と女性の喫煙率(これまで100本以上のタバコを吸い、現在も喫煙中の者の割合)はそれぞれ43.7%と7.9%でした。年齢別では30代男性の喫煙率が54.8%で最も高く、次いで40代(49.5%)、50代(41.8%)、10代(41.5%)の順でした。女性は20代(13.6%)と30代(9.0%)が平均を上回りました。

日常生活でストレスを「とても多く」、または「多く」受けると回答した人の割合を示すストレス認知率は男性が23.7%、女性が31.5%でした。喫煙率と同じく、30代男性(29.8%)と20代女性(45.5%)が最高でした。

20代女性の高危険飲酒率(1回の平均飲酒量が5杯以上で、週2回以上飲酒している者の割合)は9.2%で女性全体平均(6.0%)を上回り、ほかの年齢層に比べてもはるかに高くなっています。男性の高危険飲酒率は21.8%でした。多い順から、40代(27.8%)、30代(25.4%)、50代(24.5%)。

30代男性は健康に必須の身体活動が不十分でした。歩きを含む中レベル以上の身体活動を行わない人の割合である身体活動不足率が52.5%で、最も高くなっています。男性平均は49.2%。60代が50.8%と最低でした。女性は56.9%で、年齢とともに上昇する傾向をみせました。10代は48.2%、30代は54.8%、40代は59.5%、50代は60.4%、60代は60.1%、70代は69.6%でした。

体格指数(BMI)が25以上の肥満の男性は40代(45.0%)、女性は60代(43.1%)で最高でした。男性の肥満率は36.3%、女性は28.0%でした。男女の30歳以上の肥満率は32.8%と、2008年(31.0%)に比べ1.8ポイント上がりました。

高血圧は30歳以上男性の32.2%、女性の25.4%が患っていました。全体平均は28.9%で、4年前と比べ2.6ポイント上昇しています。

2008年に10.9%だった高コレステロール血症は4年前より3.6ポイント高い14.5%となりました。

糖尿病は9.0%と、0.7ポイント低下しました。性別では男性が10.1%、女性が8.0%でした。

【ソウル聯合ニュース】  kimchiboxs@yna.co.kr

 

 

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